イベント

赤木明登 漆展 -粥マリ考-

【開催終了のイベント】 3月9日(土)~17日(日)  秋篠の森 月草

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作家在廊日 3月9日(土)、10日(日)
12日(火)定休日
16日(土)展示縮小営業

奈良に春をよぶ伝統行事、修二会(お水取り)の期間に合わせて開催致します。
儀式の中で使われる連行衆盤や、粥椀にインスパイアーされて、
今展のために制作された作品をご覧いただきます。

タイトルの「マリ」とは、手のひらを丸くした形のことで、器の起源だと言われています。
修二会の期間中、連行衆たちは一心に祈りを捧げます。
赤木明登さんは著書の中で、「祈るために、器をつくる」と表現されています。
食べものを、ただ感謝して有り難くいただく・・・

「マリ」という形には、純粋な祈りの形が残っているような気がします。
 今展では、木の素材・漆の塗り方が様々な粥マリ椀が並びます。
手に包み込み、手のひらで漆を感じていただければ幸いです。
また、日常使いの椀や、弁当箱なども数多く届きます。

春の訪れ、新しい生活に漆を使いはじめてみるのはいかがでしょうか。 

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塗師として25年間、器について真摯に向かい続けている赤木明登さんと、
「美の壺」〈NHK出版〉の撮影を通して、さまざまな器を見続けてこられた写真家 鈴木心さんとの
お話会です。3月出版予定の「能登ゴハン便り~うちの食器棚」(新潮社)の制作でもご一緒されたお二人。
器の古今東西について、お話いただけることと思います。
また、奈良の茶がゆとお水取りの期間限定の菓子「糊こぼし」をお召し上がりいただきます。

3月9日(土)  16:00~17:30 
2,500円(茶がゆ、東大寺行法味噌、糊こぼし、大和茶付き)
予約制(tel 0742-47-4460)



赤木明登 /あかぎあきと

1962年岡山県生まれ。中央大学文学部哲学科卒業後、編集者を経て、
1988年に輪島へ。輪島塗の下地職人・岡本進のもとで修行。
1994年に独立。
1997年にドイツ国立美術館「日本の現代塗り物十二人」展。
2000年に東京国立近代美術館「うつわをみる 暮らしに息づく工芸」展。
2010年に岡山県立美術館「岡山 美の回廊」展
2012年にオーストリア国立応用美術博物館「もの―質実と簡素」展に出品。
著書に『美しいもの』『美しいこと』(ともに新潮社)、『漆 塗師物語』(文藝春秋)、
共著に『毎日つかう漆のうつわ』(新潮社)、『茶の箱』(ラトルズ)など。


鈴木心/すずきしん

1980年福島生まれ。
東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。アマナに勤務後、独立
銀閣寺同仁写真部部長。
広告、雑誌の写真制作の映像制作をする傍ら自身の作品の制作発表を行っている。
最近の仕事はNHK大河ドラマ平清盛、JRSKISKIのポスター、オリンパスSTYLUSのポスター撮影など。

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