お知らせ

月草のお知らせ 2017.12. 3

月乃音 渡邊乃月 「中国茶稽古ベーシック/11月」

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月乃音 渡邊乃月「中国茶稽古ベーシック11月」を開講いたしました。

晩秋の会、今月は「黒茶」を学びます。

黒茶は固形に固められた緑茶に空気中の菌や微生物が付着し

茶葉を発酵させ、できあがるお茶。主に雲南省、湖南省などで作られます。

季節や自然環境、発酵の時間そのものが茶葉を熟成させるお茶。

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黒茶は紙や竹など自然素材の包みに固められ、

永い年月をかけて旨みのある茶に育ちます。

その昔より、多数の固形茶が馬の背中に積まれ、

遠くモンゴルやチベットなど茶が自生しない地域に運ばれました。

固形茶にも餅茶、磚茶などさまざまな形があります。

茶は薬や日々の栄養源として貴重な貿易資源となり、

現在に至るまで各地交易の重要な役割を果たしてきました。

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「普洱緊圧茶」

人の手によって、茶葉を早く熟成させる熟茶と呼ばれます。

特に「のどごし」や「水色」に集中し、黒茶の上質を感じられるお茶。

こっくりとした艶のある色味と、喉にまとわるように心地よくとろりとした感触。

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口中をすっきりとさせる黒茶のお茶請けには油が効いたものもぴったり。

野菜包子とともにいただきます。

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「雲南喬木生態女児貢餅茶」

いっさい人の手を加えず、時間をかけて茶自身の力で熟成する

生茶と呼ばれるお茶。円盤のように固められたお茶はすでに20年の時を経て

その力強く奥深い風味を、やさしくゆるやかに今に伝えます。

心身温まる奥行のある香り。鮮やかな秋色に染まった葉に包まれた菓子と合わせて。

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茶葉と人と自然、時間がそれらを大きく包み込み、育つ黒茶。

これからも時を重ねて一層豊かなものへと熟成を続けます。

あらためて、茶葉一枚ごとへの愛おしさと茶の奥深さを感じ入る稽古時間。

渡邊乃月さんの柔らかな導きと生徒のみなさまの学ぶ姿勢が相まって

会を追うごとに、月草には充実した清々しい時間が流れます。

次回は12月20日の開講予定です。

月草のお知らせ 2017.12. 2

「1丁目ほりい事務所 堀井和子 15の贈りもの展」はじまりました

初日は穏やかな気候に恵まれました。
月草は堀井さんのいつまでも変わらないあたたかな世界観に包まれ、とても気持ちの良い空間になっています。

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今回のために堀井さんが用意してくださった「15の贈りもの」。
堀井さんのコーディネートがあれば、毎日の暮らしも特別なものになりそうです。
それぞれの贈りものに、堀井さんが込めた思いをつづられた直筆のお手紙を添えてお渡ししています。


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ちょっとしたものを包むだけで特別な贈り物に。
包装紙のセットもご用意していただきました。
箱だけでなく、紙袋に貼ったり、いろいろなアレンジが楽しめます。

その他に1丁目ほりい事務所オリジナルのグラスやガラス皿などもご用意しております。


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会期限定のカフェもオープンしています。
冬の季節、堀井さんが一番焼く機会が多いというドイツ風アップルケーキ。
懐かしくてシンプルなケーキと温かなお飲み物をお召し上がりいただけます。
秋篠の森の紅葉を眺めながらごゆっくりお楽しみください。


会期は3日間です。
まだまだご覧いただけるものがございますので、是非皆さまお誘いあわせの上お越しください。



月草のお知らせ 2017.10.31

月草 11月2日(木)短縮営業のお知らせ

平素は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。

展示準備の為11月2日(木)の営業時間を短縮させていただきます。

皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、
ご来店をお考えの方はご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

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11月2日(木)  営業時間 10:30〜14:00

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スタッフ一同心よりお待ちいたしております。

月草のお知らせ 2017.9.28

月乃音 渡邊乃月 「中国茶稽古ベーシック/9月」

月乃音 渡邊乃月「中国茶稽古ベーシック9月」を開講いたしました。

今月は半発酵茶「青茶」と茶道具の使用方法、特徴など基本を学びます。

茶道具は茶壷や蓋碗を中心に、茶杯、公道杯(茶の濃度を均一にする注器)、

茶則(茶葉を茶壷にうつす時に使用するもの)などさまざま。

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茶壷は保温力が高く、茶葉を何煎も楽しむことができます。

陶器のため茶の色や香りが土に染まり込み、

使うほどに表面にも艶が出て、長い時間をかけて

表情豊かな風合いに育ちます。

茶道具は茶人のもと、いく年の時間を越え、はぐくまれ

様々な景色を見てきたかのような、厳かな雰囲気さえ感じさせます。

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「武夷紫紅袍」2017年春摘 福建省武夷市武夷山

福建省北部に位置する武夷山には岩肌に茶木が育ち、

ミネラル豊富、滋養のある茶葉が育成され、

養生にも用いられてきたお茶。

水色は澄み、濃厚な中にも果物やスパイスなどの甘みを感じるお茶。

茶が体を流れる瞬間を感じられるように、

鎖骨あたりにまとわるような感触を憶えます。

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中秋の名月を思わせる月餅。

満月に見立てた卵の黄身を中心に、

快晴の夜空に映える月夜を愛で、

月餅をみなで分け合い幸せを共感する至福の時。

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「武夷鉄羅漢」2017年 春摘 福建省武夷市武夷山

奥深く香ばしい、香り高いお茶。

自然に、するりと体に染み入ってくるような軽やかさも

感じます。豊かな自然の中で育った武夷岩茶は

体全身をあたため、これから迎える寒さに備える底力を感じさせるよう。

茶葉が茶壺に触れるときの楚々とした音や

茶壷の蓋が重なり合う音、静かに湯が注がれる音、

音と香りが重なり、静かに穏やかな気配が広がります。

渡邊乃月さんの導きは、今まで気付かなかったものに

心を配ることをの素晴らしさを感じさせてくれます。

小さな気づきは、日々の中で大きな世界につながり

たくさんの愉しみや感情を知ることができます。

次回より秋稽古が始まります。

健やかな心身で、豊かな秋の深まりを迎えられますように。

(秋稽古満席となっております。ご了承くださいませ。)

月草のお知らせ 2017.9. 1

月乃音 渡邊乃月 「中国茶稽古ベーシック/8月」

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月乃音 渡邊乃月 「中国茶稽古ベーシック8月」を開講いたしました。

夏の会、今月は「花茶」を学びます。

花茶とは花の茎・根・花びら・葉・花弁などを乾燥させ、いただくお茶。

古くは「薬」として重宝されてきました。

花茶が持つさまざまな薬効は、身体の免疫を高めるという効用以外にも

花の美しさや上品な香りが心身に安静をもたらすもの。

その甘い香りに柔らかく包まれるように、心地良く沁みこむお茶です。

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「菊茶」浙江省杭州 2016年春 (白菊・黄菊・蕾菊)

花びらが幾重にもかさなり、湯の中でゆらめく菊の花。

気品があり、透明感ある淡い黄色の水色は

見る者を穏やかな気持ちにさせてくれます。

殺菌効果や、眼精疲労や頭痛などを和らげる効果があり、

身体が本来持つ力を自然に引き出すような、奥深い香りと味わい。

爽やかな香りが広がります。

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花茶は「混合茶」としても飲茶されます。

体調や心持ち、季節の変化や心情の移ろいに合わせ、

花茶と茶葉との組み合わせを決まりごとなく自由に楽しみ、

軽やかに味わうことができます。

たっぷりの胡瓜と茗荷を水餃子とともにいただきました。

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思い思いに楽しみながら味わう「花茶」は

夏の疲れに優しく添い、秋の始まりを気持ちよく迎えられるお茶。

渡邊乃月さんの所作と言葉に導かれ、平穏な気配に包まれます。

生徒のみなさまも稽古実践をされながら、日毎お茶を嗜まれ、

月を追うごとに深まる時間に心満たされるご様子です。

夏の名残の会、次回9月27日(水)に開講いたします。

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