鹿の舟のいま

大和麩

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香ばしく、なめらかな舌触りともっちりとした食感が特徴の大和麩。

「食堂 竈」のグローサリーでは、3種類の大和麩を販売しています。

 

バゲットのような形をしたもの(写真中央)は、日本で一番長い麩といわれており、

竈ではお味噌汁や肉豆腐定食に使用しています。

 

お麩は、中国で誕生し、室町~奈良時代に日本に入ってきました。

禅宗の広まりとともに精進料理や懐石料理などで麩が使われるようになり、

その後、一般家庭にも広まりました。

 

お麩の主な栄養素はタンパク質で、ナトリウム、カルシウム、

鉄などのミネラルも入っています。

 

すき焼きやなべ物の他にも、フレンチトーストやカナッペなど

様々な料理法でお召し上がりいただけます。

 

 

先週、「観光案内所 繭」と「食堂 竈」に吊るしていた杉玉を新調しました。

 

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日本最古の神社である大神神社のご神木の杉から作った「しるしの杉玉」。

 

酒蔵で吊るされることの多い杉玉が、吊るし始めの青々とした状態から

1年をかけて茶色に変わる様は、お酒の熟成具合を表現しています。

 

三輪は杉玉発祥の地といわれており、

大神神社で先週14日に行われた「醸造安全祈願祭(酒まつり)」の祭典後、

全国の酒造家・醸造元に授与されています。

 

奈良町でも何軒か吊るしているところがございますので、

散策の際には、杉玉から感じる秋の景色をお楽しみください。

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