茶の湯の学校 総合芸術である「茶の湯」の世界をひもときます

茶の湯は日本の様々な文化が盛り込まれた総合芸術。

[茶の湯の学校]とは古都 奈良で、茶の湯を構成する

芸術をひもとき、茶の湯の世界とその根底にある
厚いもてなしの心に親しんでいただく講座です。

2018年度から新しく開講いたしました。

第2回はお茶席の要ともいえる、「茶」について取り上げます。

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「お茶の話」と「新茶おひろめのお茶会」

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今回、茶の湯の世界で新茶を使い始める時節に合わせて、
健一自然農園代表 伊川健一さんをお招きし、
第1部/お茶の話と喫茶、第2部/新茶おひろめのお茶会を開催いたします。

お茶会では「奈良で茶の湯を愉しむ会」の講師、
武者小路千家 官休庵 正教授 鳥井妙招さんが亭主をつとめて下さいます。


お茶文化発祥の地と言われる大和の地との出会いは、1200年前。

空海が薬として持ち帰った茶の種を植えたのが、始まりとされています。

当時のように、あめつちと共にお茶を育み、
人々を健やかにした「薬」としてのお茶を原点として大切にしたい、
とおっしゃる伊川さん。
田原・都祁といった大和高原のそれぞれの風土を生かした
無農薬・自然栽培のお茶づくり
に取り組んでおられます。

会が終わる頃には良薬のように、
皆さんの体にお茶が沁みわたっていますように。


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[開催概要]

日程/2018年11月24日(土)
会場/[鹿の舟]繭

〇第1部/ お茶の話と喫茶 時間/10:0012:00

茶の木を知り、大和高原のそれぞれの地域に根付く風土を感じた後、
同じ木からうまれる3種の「奈良らしいお茶」とそれぞれに合わせた
奈良のお菓子を味わっていただきます。

定員/20名
参加費/3,500円+税(3種のお茶とそれぞれにぴったりなお菓子付)

〇第2部/ お茶会 -新作抹茶「やまとみどり」おひろめ会-
時間/① 13:00→14:30 ② 15:00→16:30
(①②各回 同内容で入替え制)

気さくな雰囲気のお茶会で、伊川さんの新作、
奈良の茶「やまとみどり」の抹茶を味わっていただきます。

定員/各回10名
参加費/3,000円+税(濃茶・薄茶・それぞれに合わせたお菓子2種)
持ち物/懐紙・菓子きり(お持ちでなくてもご参加いただけます。)


お問合せ・ご予約は 繭(Tel.0742-94-3500)まで
*第1部のみ、または第2部のみのご参加も承ります。

*ご予約は11/22(木)の17:00まで受付いたします。
*キャンセルは、お菓子等のご準備の関係で、
11/21(水)以降お受けできないことをご了承ください。

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伊川 健一さんプロフィール

2001年19歳で新規就農し、耕作放棄地を開墾。
健一自然農園をスタート。

約3万坪を超える茶園で自然茶を生産し、国内外に販売。
全国有名自然食品店、大手服飾ブランド、コスメブランドなどと
コラボレーションをしながら、新しい農業流通の形態を実現している。

また、自然農法×ものづくり・環境 ・教育・ 森林・観光・福祉・医療・
日本文化などの分野で社会と多角的な視点でコラボレーションを図り、
「人と自然が調和した社会の実現」を目指して
様々な、個人・行政・企業と共感しつつ、共動し始めている。


http://www.kencha.jp/

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