鹿の舟のいま

[鹿の舟]の稲刈り

6月に田植えをした[鹿の舟]田んぼ。


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たくさんの人に見守られながら、
稲穂が元気にすくすくと育ち、2度目の収穫の時期を迎えました。


台風、雨の影響で2週間延期になりましたが、

天候にも恵まれた114日(土)、無事稲刈りをいたしました。

まず、適度に乾いた田んぼの中に入って稲の束を根元から刈っていきます。

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お子さん達も親御さんに見守られながら上手に鎌を使われていました。


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それをあぜに並べて根元を結び、


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稲束を稲架(はざ)と呼ばれる竹を組んださおにかけていきます。


みんな自分の背丈ぐらいある稲束を一生懸命運んでくださいました。

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稲架(はざ)干しの完成です。


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逆さまにした稲をゆっくり天日で乾燥させる稲架干しは、

わらの栄養分、甘みが米粒へおりて蓄えられ、うま味が増すと言われています。

まさに太陽と自然の恵み。

最後に竈のおむすびとお茶で、しばし休憩。


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地元の方々や沢山のお子様、海外からのお客様もご参加くださり、
[鹿の舟]にとって幸せな、楽しいひとときとなりました。



近年では稲架干しの光景はあまり見かけられなくなり、
稲架掛け米は希少なものになっているそうです。


海外の方にとっても稲架干しは珍しいらしく、色々質問もいただきました。

日本の慣習を広く知って頂く良い機会になっているのではないかと思います。


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稲刈りは多くの方々の助けがあってこそ。

ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!

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