花の勧学会 - なげいれ - 開催いたします
花の勧学会 -- なげいれ --
花人 杉謙太郎さんを講師にお迎えして
5月27日(金)に開催いたします。
"古典花道の勉強会「花の勧学会」を開催いたします。
季節の花を生ける「抛入(なげいれ)」と呼ばれる室町時代に源流を持ついけばなです。
とりわけ茶席で生けられる花はこの抛入の流れを汲むもので、「茶花」とも称されます。
「利休と朝顔」
朝顔の花には、さまざまな伝説や逸話が伝わっており、
後世の人々によって多様な解釈がなされてきました。
その中でも私たちが心を寄せるのは、「ロクニイナホル」という言葉に象徴される見方です。
朝顔は蔓性の植物で、扱いが難しく、クセのある花です。
けれども、そうした性質を活かしながら生けたところに、いけばなの妙味がある。
利休が生きた時代の難しさに真正面から向き合い、
あえてこの花をいけたという文脈に、深い美意識を感じ取ることができます。
茶と花が交わるひととき。季節をうつす一輪に、古の美を学びましょう。"
杉 謙太郎
-----
開催概要
開催日時
①10:00 ②13:00
各回約2時間/ご予約制
定員/各回5名
参加費/6,600円(税込)
持ち物/花鋏*
ご予約・お問合せは[鹿の舟]繭Mayu(0742-94-3500)まで
*花鋏をお持ちでない方は会場で、杉先生がご用意くださった花鋏をご購入いただけます。
ご予約時、もしくは事前に会場の[鹿の舟]繭にお伝えください。
花鋏の貸出はありません。
2日前の6月25日(水)には、花の勧学会 -- たてはな--
も開催いたします。
詳細はこちらから。
------
花人 杉謙太郎 Sugi Kentaro プロフィール
九州・福岡出身で国内外問わず活動をしている
古典花道という領域の「いけばな」を学び、独自の表現を追求し続け
旧式の「いけばな」だけではなく、様々な視点と角度から作品を生み出している
@sugikentaro
------
写真 奥山晴日